情報工学創作実習

という講義を受けていて,これは自分の好きなテーマに関して先生の助言を受けつつ夏休みを利用して何か作って最終的に発表するというようなものだ.
で,その発表会が今日だった.
興味や専門の分野は聞き手でバラバラなので,そもそもの問題設定の説明に苦労しているような人もいた*1
個人的には2つのイラストの間のアニメーション補間(モーフィング)についての発表が面白いなーと思ったり,FPGA 上に MIPS I命令セット互換プロセッサを実装したというのがすごいなーと思ったりした.


自分は「型推論機構を持つ関数型言語インタープリタの作成」というタイトルで,主に Hindley-Milner の型推論について話した.
バリアント,パターンマッチ,let 多相といったあたりは実際に実装した.
本来は型クラスについても導入したかったのだが,途中で行き詰まってしまって結局実装できなかったのが残念.
楽しかったです.

*1:囲碁プログラムの作成について話した人とか