詳説 画像処理プログラミング

詳解 画像処理プログラミング

詳解 画像処理プログラミング

大学の生協で15%オフのキャンペーンをやっていたので、少々高かったけど買ってみた。
最初に軽く眺めたときは面白そうだったんだけど、章を経るごとにどんどん疲れていった。
というのも、サンプルコードが読みにくい上に、数学的説明も所々冗長だったり不足していたりして、さらに誤字脱字が多いという状態だったのだ。
目に見えてわかる誤字脱字があったのは買う前に立ち読みした時点で数カ所わかってたんだけどね。
実際に読んでみるとさらに多かったわけだけど。
数学的説明がわかりにくかったり*1誤字脱字があったりしてもコードを見れば分かると思っていたのが間違いだった。
サンプルコードが読みにくいのは単に俺とコーディングスタイルが違うからなのかなぁ。
いやでも、こういった書籍として出すんだったらもうちっと考えられた変数名とかコメントが欲しいところ。
aa, rx, p1 とかマジやめて。。。座標なら Point という構造体を使うとか、そうやってもっと読みやすくして欲しい。
さらに、xa, xb, ya, yb といったものがどの座標なのか簡単に言葉でコメントとして書いておいて欲しい。*2
まぁ事前の説明と照らし合わせればある程度推測はできるんだけど、そんなところに労力を割きたくない。


と、印象は今のところかなり悪いわけだけど、「読んで損した」というわけでは全然無い。
画像処理を行う上での考え方や今までに開発されてきた手法の紹介としてはいい感じ。
それをきっかけにググって学べることもあるしね。


これから期末テストのシーズンになってくるので、一通り読み終わるのは2月になりそうだなぁ。

*1:というか、Wikipedia を見た方がわかりやすかった部分もあった。。。

*2:例えば「変形前の左上の座標」とか