俺の妹がこんなに可愛いわけがない
- 作者: 伏見つかさ,かんざきひろ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
- 購入: 31人 クリック: 1,322回
- この商品を含むブログ (465件) を見る
んで、これを読んでる最中に一番気になったのは主人公の気持ち悪さ。
もう一歩気持ち悪くてストーリー展開やオタネタの面白さが無かったら、途中で投げるレベル。
健速作品の直後だから特に感じてるってわけではないと思う。
口調が合わないのか、思考回路が理解できないのか、あるいはその両方か。
とにかく台詞も地の文も長いし気持ち悪く感じた。
しかしそれ以外の点は良くて、前半はいわゆるオタクならニヤリとしてしまうようなネタを挟みながら桐乃の実態を描写し、ラストは一気に緊張のムードを高めて主人公が活躍するシーンへと繋がる。
展開がはっきりしていて、しかも良くも悪くもライトなノベルだから、本当にすらすら読めた。
うん、こういうはっきりした展開は好きだよ。
とりあえず思ったことを羅列しておくと
- リアル妹がいる身として、「妹キャラはアウト」って視点には同意
- オタな話をしたいんだったら、2chとかいいと思います。というか自分もそうして(る|た)。
- 邪気眼vs魔法少女なら、俺は後者をとります!
- 星くず☆うぃっちメルルについて、本文中では「目と髪がピンク*1」となっているのに、裏表紙のキャラの目は緑というかエメラルドグリーンっぽい色になってる
- さらに言うと、このキャラが持っている武器は俺には斧に見えます!*2
- というか俺はどんだけメルルネタに食いついてんだ!
- ラストで主人公が一気に父親に楯突くシーンで、上条当麻さまの説教を幻視した。禁書の原作って読んだことないんだけど、あんなかんじなのかなぁ
- あとがきに三木さんの名前が。そういえば乃木坂春香の五十嵐さんや森口織人の陰陽道のおかゆさんの編集もこの人だったな……こういうネタ好きなんかいな
2巻および最新刊も近いうちに買うと思う。