X11.app のウィンドウマネージャをかえてみた*1
VirtualBox上で Slackware のウィンドウマネージャを evilwm にしてみたら、作業をするためだけだったら思いのほか快適だったので、X11.app のウィンドウマネージャもそれにしてみた。
http://www.6809.org.uk/evilwm/
ここから evilwm-1.0.0.tar.gz を適当な場所にダウンロードして展開。
make する前に Makefile の60行目付近
# Uncomment the following line if you want to use Ctrl+Alt+q to kill windows # instead of Ctrl+Alt+Escape (or just set it to what you want). This is # useful under XFree86/Cygwin and VMware (probably) # DEFINES += -DKEY_KILL=XK_q
C-A-Esc はとっても押しづらいので、これをアンコメントした。
evilwm は非常に小さいので、make はすぐに終わる。
次に X11.app 側の設定。
~/.xinitrc に
evilwm &
exec xterm
のように書いておけば、startx したときに evilwm が立ち上がる。
さて、これでウィンドウマネージャは evliwm になったわけだけど、MacBook の場合Altキー(Optionキー)がうまくはたらいてくれない。
xev で調べてみると、Optionキーの keycode は 66 で、Mode_switch に割り当てられているようだ。
そこで、~/.Xmodmap に
keycode 66 = Alt_L
と書いておいて、これを X11.app 起動時に読み込むように ~/.xinitrc に
[ -f $HOME/.Xmodmap ] && xmodmap $HOME/.Xmodmap
を書き加える。
これで普通に使えるようになった。
やっぱりマウスなしでもいろんなことができるっていいね。
しかも evilwm の場合はキーバインドが vim 流でストレス無く使える。
evilwm と同じようなポリシーのウィンドウマネージャに ratpoison というものがある。
こちらは Emacs 使いにおススメのようだ。