install vim without X

pkg_add で入れる vim は X に依存してしまっているため、パッケージの状態では X 無しではインストールできない。
たぶん、gvim も一緒にくっついてくるからだと思う。
しかし gvim は要らないので、なんとかして X 無しでインストールしたい。


そんなときに portinstall が使える。あんまり大きいプログラムだと落ちる可能性もでてくるけど、vim くらいなら大丈夫だろう。
個別の ports 毎にオプションを加えるには /usr/local/etc/pkgtools.conf を編集する。
portupgrade 関連は ruby で書かれたスクリプトであり、pkgtools.conf も ruby として書かれている。
MAKE_ARGS に

MAKE_ARGS = {
    'editors/vim' => 'WITHOUT_X11=YES'
}

を加えてやればOK。あとは portinstall editors/vim とすれば vim が入る。
どうでもいいけど、こんなときにも zsh の補完が利く。/usr/ports を見ているだけなんだろうけど、地味に便利。賢い。


MAKE_ARGS に加えられる設定は、/usr/ports/foo/bar/options や /usr/ports/foo/bar/Makefile を見ればだいたい分かる。
その他にもいろいろなことが設定できるみたい。