VirtualBox で Ubuntu

特別な理由があったわけではないのですが、ふと面白そうだと思ったので VirtualBox 内に Ubuntu をインストールしてみた。
で、現在あらかたの環境が整ったところ。プログラミングに関すること以外はだいたい今の Mac の環境に近づいた。
以下、現在に至までの手順を書いておく。
ちなみに、このエントリは Ubuntu 上の Firefox から書いています。

VirtualBox をインストール

Oracle VM VirtualBoxから、VirtualBox 2.0.2 for OS X hosts -> Intel Macs をダウンロードしてインストール。
特に問題はない。

UbuntuVirtualBox 内にインストール

Ubuntuの入手 | Ubuntu Japanese Team から、VirtualBox仮想マシンubuntu-ja-8.04-virtualbox-i386.zip をダウンロードして解凍。
なぜ Ubuntu を選んだのかという理由の一つに、これが最初っから用意されていて、面倒な OS のインストール作業がないことが挙げられる。
解凍すると約4Gのファイルになるので、容量やアーカイバに注意。
解凍後のファイルは ~/Library/VirtualBox/VDI とかに入れておくといいかも。


その後、VirtualBox を立ち上げて、「新規」からウィザードにしたがって仮想マシンを構築していく。
途中の「起動ディスク」の設定の際に、「選択」をクリックし、「追加」から、さきほど解凍したファイルを追加して、それを起動ディスクにする。

Ubuntu の設定

仮想マシン構築後は、「起動」をクリックして Ubuntu を立ち上げる。
ウィザードにしたがって、アカウントの設定をする。ちゃんとした日本語で表示されるので、非常にわかりやすい。

Guest Additions のインストール

とりあえず、Ubuntu そのものではなく、VirtualBox の設定からやってみる。
ホストOSのメニューバーから「デバイス」->「Guest Additions のインストール」とすると、CD-ROM がマウントされる。
ターミナルから

$ sudo /cdrom/VBoxLinuxAdditions-x86.run

これで完了。ゲストOSの再起動が必要。

Synaptic で既存のパッケージのアップグレード

Synaptic を起動すると、すごい量のアップグレードが奨められるので、素直に言われた通りにアップグレード。
これにえらい時間がかかった。たぶん1時間くらい。これまた再起動が必要。
その後、apt-get とか使ってみると、不要なパッケージがあると教えてくれるので、

$ sudo apt-get autoremove

とかしてみる。

zsh に切り替え
$ chsh -s /bin/zsh
/bin/zsh は不正なシェルです。

ひぃ、インストールされてないのか。

$ sudo apt-get install zsh
$ chsh -s /bin/zsh

これでログインしなおせば、はれて bash から zsh に切り替わる。
設定は Mac OS X での .zshrc を参考に設定。predict-on は必須だよ!
この最中に vim が syntax on を持っていないことが判明。まじっすか。

ちゃんとした vim をインストール
% sudo apt-get install vim

一緒に vim-runtime もインストールされた。
これまた .vimrc を Mac OS X でのものを参考に設定。
黒地に白のターミナルにしているので、set background=dark も入れておく。

そして

現在に至る。

<おまけ> 日本語入力の方法

実は一番解決に時間がかかったのがこれ。
C-space で入力メソッドを Anthy にして、C-j でひらがなと英字がトグルする。
右上の王冠マークを左クリックでキーバインドの設定とかができ、C-j ではなくて「かなキー」とか「英数キー」でひらがなと英字を切り替えるようにしたかったのだけど、
なぜかキー入力そのものが認識されない。しかたなく、デフォルトで今も使っている。
このエントリを書いている間にだんだん慣れてきたけど。